こんにちは AutoRocker KIYOです。
SGオールスターオートレースは無観客となってしまいましたが、テレビやパソコンの前で盛り上がっていたと思います。
この5日間を振り返っていきましょう。
初日からアクシデント
初日のメインレースはファン投票上位の選手が終結した「スターセレクション」が行われました。
1回目の発走は赤ランプが点滅して不適正発走となりました。
ところが、フライングをしたのは間違いないのですが、誰だったかがなかなか表示がされません。
再度スタートラインに並んでしばらくすると、1号車の佐藤摩弥選手と発表されました。
しかし、今度は発走合図機が作動しません。そして、全選手がピットに戻っていきました。
その直後に発走合図機故障のため、レース不成立の宣告がありました。
佐藤摩弥選手のフライングは取り消しとなりました。その時はどうなるのか、ドキドキしましたね。
記録に挑む勝負
今回のオールスターオートレースでは、永井大介選手(川口)が100Vに王手、伊藤信夫選手(浜松)が1000勝まであと2つで参戦しました。
永井選手は、3日目の8レースは残念ながら6着となってしまい準決勝戦に進めず、100V達成はなりませんでした。
一方、伊藤選手は3日目の10レースで1着をもぎ取り1000勝に王手をかけました。
この二人は最終日の9レースで直接対決となり、阻止するかここで決めるかの戦いとなりました。
この直接対決は伊藤選手が3番手スタートから3周目でトップを奪います。永井選手も伊藤選手に付いて行く展開となります。
残り1周で永井選手が伊藤選手を逆転しますが、ゴール直前まで決めるか阻止するかがわからなくなる展開でした。
最後は永井選手が競り勝ち、伊藤選手の1000勝に待ったをかけました。
記録達成まであと1つから足踏み状態の永井選手が伊藤選手の記録達成を執念で阻止した素晴らしいレースでした。
コロナ渦の世の中に元気を与えた優勝戦
多くのファンに選ばれ、激戦を勝ち上がってきた8選手が優勝を目指す戦いです。
佐藤摩弥選手がスタートからトップを奪い、後続を引き離していきます。
篠原睦選手と荒尾聡選手が追いかける展開です。
中盤で荒尾選手が先頭に立つと、そのまま後続を引き離して先頭でゴールして2連覇達成となりました。
序盤で遅れを取った青山周平選手は、怒涛の追い上げで2着でした。
佐藤選手は篠原選手との3番手争いの末に4着、鈴木圭一郎選手は最後まで追い上げることもできず7着でした。
荒尾聡選手、2連覇おめでとうございます!
レース場に行けなくても心はひとつ
無観客開催が続いていますが、レースはあります。
いつまで続くか分かりませんが、選手達はレースができることに感謝しています。
私たちも、熱いバトルを共有できることに感謝しましょう。
いつか、レース場で観戦できる日は必ず来ます。
新型コロナウイルスを倒すには「ステイホーム」という戦術があります。
私たちには、勝てない敵はいません。
応援する場所は今はバラバラでも、ファンの心はひとつです。
以上、 AutoRocker KIYO でした。
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